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2009年2月 3日 (火)

《二人は何処へ?〜其の①磯上秀一選手編》

《二人は何処へ?〜其の①》《二人は何処へ?〜其の①》《二人は何処へ?〜其の①》私が最も気になる思い出深い二人の元ボクサーがいる。磯上秀一(辰東)と満武志(東拳)である。普通は引退しても懐かしさのあまり後楽園ホールに顔を出すものなのだが、忽然と何処かへ消えたように顔を見ないのである。…先ず磯上秀一は、'80年4月2日蔵前国技館でWBA世界バンタム級王者ホルヘ・ルハン(パナマ)に挑戦したが9R2分47秒のTKO負け。ルハンのボクシング技術に翻弄され集中連打を浴びてストップされた。この時はテレビ観戦したのだったが、2年後の'82年3月23日、村田英次郎とのライバル同士対決は友人のトレーナーが教えている選手も出場すると云う事でチケットが手に入って後楽園ホールに見に行った。東洋太平洋バンタム級タイトルマッチである。東洋太平洋王者の村田選手とWBA世界バンタム級8位の磯上選手の好カードと云う事で超満員の立錐の余地もなかった。そして、メインイベントのゴングが響き渡った。…試合は1R序盤に磯上がワンツーで仕掛けて幸先よいスタート。村田も後半応戦。2R中盤磯上の右ストレートがヒットし村田がグラつく。磯上有利な気配。3Rに入ると序盤から村田の体が暖まったのか動きが良くなりワンツーストレートを打ち込みヒットする。村田が右ストレートでダウンを奪うと磯上が立ち上がりざまにまたもや村田の左右フックでダウン。2分過ぎ村田の左ジャブから右ストレートが深く入って磯上が三度目後ろへもろに倒れて立ち上がろうとするがカウントアウト。3R2分32秒の呆気ない村田選手のKO勝利に終わった。…磯上選手は(リングネームを秀一から修一)に変えて心機一転で対戦したのだったが実らなかった。この磯上選手のボクシングスタイルが一風変わっていた。べた足でつっ立った前かがみの姿勢でギコチなさそうで運動能力も余りなさそうに見えるのだ。しかし、打たれると耐えて耐えて形勢をひっくり返す試合が多かった。相手に打たせておいてカウンターを狙う戦法なのだ。なにしろ相手が打ち疲れてチャンスとみると怒涛の如く前へと押して出て左右のフックやカウンターで倒す試合が多かった。だから「突貫ボクサー!」とあだ名が付いていて人気があった。…その後、引退してボクシング雑誌に数回しか出ていない。ラーメン店の店員だった事と、その後喫茶店の店員だった事だけで途切れている。昨今、インターネット上で「あの磯上秀一を居酒屋で見た!一人で飲んでてかなり酔っ払っていた!」やら「建築作業員をしているのを見た!」との書き込みがあるが定かではない。ただの噂に過ぎない。引退後に後楽園ホールで見掛けたことは二度となかった。余計なお世話だが!〜何故!あれだけの選手だったにもかかわらず人前に出て来ないのだろうか?避けているようで神隠しにでもあった様に妙に謎である。〜其の②に続く。

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あれわ俺のセンパイ

投稿: | 2014年6月29日 (日) 16時47分

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