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2010年1月26日 (火)

…ボクシング映画とその俳優!…〜〈ポール・ニューマン編〉

…ボクシング映画とその俳優!…其の1〜〈ポール・ニューマン〉
…ボクシング映画とその俳優!…其の1〜〈ポール・ニューマン〉
…ボクシング映画とその俳優!…其の1〜〈ポール・ニューマン〉
★ボクシング映画のボクサー役で演技が開花して、人気と名声を上げた俳優は素晴らしい演技派に成長する。

数あるボクシング映画の中で特に3人の大スター俳優ポール・ニューマン、ロバート・デ・ニーロ、ジョン・ボイトを取り上げてみた。
 
 ポール・ニューマン編…《傷だらけの栄光=1956年・白黒作品》
【監督・演出】ロバート・ワイズ
【原作】ロッキー・グラジアーノ
【脚本・原作補佐】ローランド・バーバー
 
【主演】ポール・ニューマン(ロッキー・グラジアーノ役)
ピア・アンシェリ(ノーマ=グラジアーノの恋人役)
 …1940年代から50年代に実在し、活躍したボクサーの元NBA(現WBA)世界ミドル級王者ロッキー・グラジアーノ(イタリア系米国人)が自叙伝として書き上げ、出版されベストセラーとなった作品の映画化。
 【あらすじ】
 …ロッキー・グラジアーノはニューヨークはイースト・サイドの貧民街に生まれ育った。
十代前半から喧嘩や窃盗に明け暮れて、どうにも手の付けられない不良少年だった。しまいには感化院に入れられてしまう。それから出たり入ったりの生活が8年間も続いた。
後に兵役に召集され、そこで軍隊のアマチュアボクシングを始めるのだった。
しかし、兵役時に軍隊の規律に馴染めず、人間関係もうまくいかず問題を起こして軍隊を脱走する。本名のトマース・ロッコ・バルべアから名前を変えてロッキー・グラジアーノとしてプロボクサーとなるが、逮捕されて刑務所行きになってしまう。そして、出所すると自分の過ちに自問自答する日々が続き、酒浸りの毎日。
…ある日、彼女(ノーマ)との出会いでグラジアーノは生活を悔い改めて、再度プロボクシングの道で生きていくことを決心する。
 
〜プロボクサーに復帰して連戦連勝で波に乗りかけた矢先、刑務所で知り合ったマフィアの手下に八百長試合を強要され、それを拒否すると、刑務所にいた事を新聞社に暴露されたりと難題が待ち受けていたのだった。そして、それを克服して、当時の強打者で絶大な人気を誇ったNBA世界ミドル級王者トニー・ゼール(ポーランド系米国人)に2度目の挑戦で見事に勝利して新王者になるまでを描く‥‥‥
 
当初、このロッキー・グラジアーノ役は、あのジェームス・ディーンが演じるはずであったが、自動車事故で亡くなった為に、ロバート・ワイズ監督の強い要望で、代役としてポール・ニューマンが演じることとなった。まだ駆け出しだった若い頃のスティーブ・マックィーンも(グラジアーノの友人役)チンピラのチョイ役で出演している。そして、(ノーマ役)で出演した女優のピア・アンシェリはジェームス・ディーンの実際の恋人だったと言われている。
当時、ポール・ニューマンはテレビドラマなどでは人気が出始めていたが、映画は初主演だった。しかし、この映画が大ヒットして一躍、演技派俳優として絶賛され名を売ることとなり、この映画をきっかけに俳優として大きく羽ばたいて行った。
 …この映画は単なる娯楽映画としてではなく、人間の苦悩や心理を内面から深く追求してドキュメント風に描かれている。そして、1940年代の時代背景も忠実に描かれ白黒映像が一層に画面を引き締めてもいる。ロバート・ワイズ監督の演出手腕もさる事ながら、それまでになかった撮影技法を駆使してのドキュメンティックな映像はアメリカは元より世界でも絶賛された。〜この映画は、何度見ても飽きないのだ。そして、数あるボクシング映画の中でも傑作の一つと言えるだろう。

―――ロバート・デ・ニーロ編に続く!

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内藤大助さんこの前のWBCフライ級王座防衛戦で亀田興毅に負けましたがあの判定は・・・まあ結果が出てしまいましたからしかし内藤大助さんこれであきらめずもう一度挑戦してほしいですね... [続きを読む]

受信: 2009年12月 1日 (火) 22時16分

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