ボクシング

2011年1月23日 (日)

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2011年1月 9日 (日)

《IBF・WBOの加盟参入はどうなる?》

…昨年、日本のボクシング界は、IBF(国際ボクシング連盟)とWBO(世界ボクシング機構) に加盟参入するかどうかで議論が交わされていた。
元々、十数年前から日本プロボクシング協会(JPBA)と日本ボクシングコミッション(JBC)との間で協議されてはいるが、なかなか結論が出されない。
最近、東日本ボクシング協会(JPBA傘下)がモバイルサイトでアンケートをとったところ、80%の人が加盟に賛成している。
なかなか結論が出せない理由には、複数の王者誕生で権威が失墜するのではないかという心配と、それにともなって、ファン離れを危惧しているに他ならないのだろう。
確かに、ミニマム級からSフェザー級あたりまでは、日本人選手の得意階級である。
現に、Sバンタム級のWBA(李冽理)とWBC(西岡利晃)の両選手。
Sフェザー級にはWBA(内山高志)とWBC(粟生隆寛)の両選手の4人が独占している。
仮に、IBFとWBOに加盟すればメジャー4団体になる。
即ち、同一階級に4人の王者が、誕生することを恐れているのである。

しかし、アジア地域のボクシング強豪国であるタイ国、インドネシア、フィリピン、豪州、ニュージーランドなどは、IBF・WBOの発足後に、いち早く加盟しているが混乱は起きていないとのことである。(関係者談)
ボクシングマガジン誌、1月号のスポーツ紙ボクシング担当記者による7紙7人の回答者は、(参入反対)が1人で、(条件付き賛成)が4人、(賛成)が2人となっていた。
私個人は賛成である。
昨年の長谷川対モンティエル戦のように、片方だけが認定される方が、かえってボクシングファンをガッカリさせるのではないかと思う次第。
はっきり言って、日本だけが置いてけぼりをされているようでならない。
今年も、この問題は取り上げられるだろう。
賛否両論の中で参入の是非を、いい方向に向けていって欲しいものである。

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2010年12月27日 (月)

《亀田祭り》12月26日/さいたまスーパーアリーナ [No.199]

《亀田祭り》12月26日/さいたまスーパーアリーナ
《亀田祭り》12月26日/さいたまスーパーアリーナ
《亀田祭り》12月26日/さいたまスーパーアリーナ
《亀田祭り》12月26日/さいたまスーパーアリーナ
《亀田祭り》12月26日/さいたまスーパーアリーナ
◆55kg契約ウェイト10回戦◆

WBC世界ユースバンタム級王者
亀田和毅(亀田=19)
=VS=
タイ同級10位
ピチットチャイ・ツインジム(タイ=20)

☆3兄弟の先陣を切ってリングに上がった三男の和毅選手。
15歳で単身メキシコに渡って修行を積んでいる。一年振りの凱旋登場となった。
◆WBC中米カリブバンタム級王者
◆WBCカリブバンタム級王者
◆WBCユースコンチネンタルS・バンタム級王者
◆WBCユースバンタム級王者
和毅選手は現在WBC配下の4王座を保持している。

…和毅は、初回からサウスポーのピチットチャイの出方を見ながら強弱を付けてパンチを繰り出す。

2回に入って早々右ストレートでダウンを奪う。
終了間際にも左右連打でダウンさせたが、ピチットチャイはゴングに救われた。

3回に入って、1分20秒過ぎに左右連打でダウンを奪い、ピチットチャイが立ち上がると更に左ボディーでダウン。
またもや立ち上がるピチットチャイだったが、防戦一方でレフェリーが試合をストップした。

和毅が3回2分12秒でのTKO勝ちでトップバッターとしての役目を果たした。

【両選手戦績】
亀田和毅
17戦17勝(12KO)無敗

ピチットチャイ・ツインジム
30戦18勝(11KO)12敗

◆WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦◆

王者
亀田大毅(亀田=21)
=VS=
同級14位
シルビオ・オルティアーヌ(ルーマニア=32)
…初回はお互い様子見の展開。

2回からオルティアーヌが手数で上回るが、要所々のパンチの繰り出しでは大毅が上回る。

3回〜7回までオルティアーヌが手数で上回る。
5回にはオルティアーヌの多彩なパンチで大毅が打ち込まれる場面も。

8回から大毅がノーガード気味にオルティアーヌを誘うそぶり。

9回、大毅の左フックが炸裂してオルティアーヌがロープ際までのけ反る。

10回、オルティアーヌが執拗に懐へ入って左右で攻めるが、大毅は左ジャブを突く展開。

11回、オルティアーヌが手数で上回るが、クリーンヒットは大毅が上回る。

12回、相変わらずオルティアーヌがワンツー左右フックで攻めるが、大毅はバックステップでかわしながらカウンター狙い。

〜試合の流れは序盤から圧倒的にオルティアーヌが手数で上回ったが、クリーンヒットの有効打では大毅が上回った感じを受けた。
しかし、これと言った大きな見せ場のないままズルズルと最終ラウンドまで来てしまった。

“手数か?有効打か?”採点も微妙だった。

【採点結果】
110−118=オルティアーヌ
115−113=亀田
116−112=亀田
2−1のスプリットデシジョンで辛くも大毅が勝利を収めて2度目の防衛に成功した。

【両選手の戦績】
亀田大毅
21戦19勝(11KO)2敗

シルビオ・オルティアーヌ
15戦11勝(5KO)4敗

◆WBA世界バンタム級王座決定12回戦◆

同級2位
亀田興毅(亀田=24)
=VS=
同級5位
アレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ=31)
☆ムニョスはWBA世界S・フライ級王座を3年8ケ月も保持していた元王者。
左右に強打を秘めた部類のハードパンチャーで35勝の内(27KO)の強打者。
過去、日本人との対戦は7戦7勝(3KO)で退けている強敵日本人キラー。
3階級制覇を目指す亀田興毅がどう攻めるかが見ものだ。

…初回から両選手様子見ながら引き締まった出だしで、興毅が左ボディーヒット。ムニョスも左右フックを大振りしながらも右ストレートヒットでお互い五分五分のスタートを切った。

2回、手数でムニョスが上回るも決定打なし。

3回、興毅がカウンターで攻める。

4回、興毅の左ストレートヒット。

5回、興毅左フック炸裂。

6回、ムニョス後頭部への攻撃で減点1点。

7回、興毅の左ストレートヒット。

8回、ムニョスの左右連打。興毅も懐へ入って応戦。

9回、ムニョスの連打に興毅が左で応戦。

10回、ムニョスが強引に接近して左右連打ヒット。

11回、ムニョスの動きがやや鈍り始めて興毅が左ストレートヒット。

12回、動きの鈍ったムニョスに1分過ぎ左ボディーから右フックでダウンを奪い、ムニョスが立ち上がると左ストレート、左右連打で2度、3度とグラつかせて最終ラウンドを終えた。

序盤から7回まで興毅が完全に支配していた。
後半戦にややムニョスに攻められたが、最終ラウンドの見せ場は大きく勝機を引き寄せた感じだった。

【採点結果】
117−109
115−111
116−109
3−0で亀田興毅の判定勝ち。
これで、日本人初の3階級制覇を達成した。

【両選手の戦績】
亀田興毅
25戦24勝(15KO)1敗

アレクサンデル・ムニョス
39戦35勝(27KO)4敗

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2010年12月24日 (金)

《久高寛之選手王座奪取ならず!》12月23日/大阪府立体育会館 [No.198]

《久高寛之選手王座奪取ならず!》12月23日/大阪府立体育会館 [No.198]
《久高寛之選手王座奪取ならず!》12月23日/大阪府立体育会館 [No.198]
《久高寛之選手王座奪取ならず!》12月23日/大阪府立体育会館 [No.198]
《WBA世界S・フライ級タイトルマッチ12回戦》

王者
ウーゴ・カサレス(メキシコ=32)
=VS=
同級6位
久高 寛之(仲里ATSUMI=25)

…初回を見ると久高の好調な出だしかと思われた。
しかし、2回からカサレスの左右が冴える。

3回に久高が右目尻をカット。

4回に久高の右フックがヒットする。

5回にも久高の左フックがヒットしてカサレスが一瞬グラついた。

しかし、それ以後は久高の単発な攻めでカサレスが勢いづいてしまった。
カサレスの右から左へのスイッチ戦法にも惑わされた格好。

左右連打が冴えたカサレスが着実にポイントを重ねて12回を戦い終えた。

【採点結果】

117−111
117−111
116−112
カサレスの3−0での判定勝ちで3度目の防衛に成功した。

試合終了後のカサレスは亀田興毅と名城信男を対戦相手に名前を上げて見せた。
今後も日本人との対戦が続くかも知れない。

久高選手はカウンター狙いの戦法に賭けたが、カサレスの動きに惑わされてしまった格好で、勝機を見いだせないまま12回を戦い終えた。3度目の正直もならず、完敗に終わってしまった。

【両選手の戦績】

◆ウーゴ・カサレス
42戦34勝(24KO)6敗2分

◆久高寛之
29戦19勝(8KO)9敗1分

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2010年12月19日 (日)

《久高選手の王座奪取なるか!〜ウーゴ・カサレスVS久高寛之》12月23日/大阪府立体育会館第一競技場 [No.197]

《久高王座奪取なるか?〜ウーゴ・カサレス対久高寛之》12月23日/大阪府立体育会館第一競技場 [No.197]
《久高王座奪取なるか?〜ウーゴ・カサレス対久高寛之》12月23日/大阪府立体育会館第一競技場 [No.197]
《久高王座奪取なるか?〜ウーゴ・カサレス対久高寛之》12月23日/大阪府立体育会館第一競技場 [No.197]
《久高王座奪取なるか?〜ウーゴ・カサレス対久高寛之》12月23日/大阪府立体育会館第一競技場 [No.197]
◆WBA世界S・フライ級タイトルマッチ12回戦◆

王者
ウーゴ・カサレス(メキシコ)
=VS=
同級8位
久高寛之(仲里・ATSUMI)

…カサレスはあの長谷川穂積を倒したフェルナンド・モンティエル一家の父親から指導を受けている。
戦い方も当然のようにモンティエルのアグレッシブな動きとタイミングの取り方も似ている。

今回、3度目の来日ですっかりお馴染みになった。
初来日は、2009年9月30日に(当時)王者の名城信男(六島)への挑戦で大阪府立体育会館で戦ったがドロー判定で王座獲得ならず。

しかし、今年5月8日に、同じ大阪府立体育会館で再挑戦して名城信男を(117−111)(117−111)(115−113)の3−0判定勝ちして王座奪取に成功した。

その後、今年7月3日に本国メキシコでエベラルド・モラレス(メキシコ)の挑戦を受けての初防衛戦は、7回にカサレスが左カウンターでモラレスからダウンを奪い、モラレスは立ち上がったがダメージが大きくレフェリーストップで7回TKO勝ちで初防衛に成功している。

なにしろ、KO率(58,54%)の高さも驚異だろう。
動きが止まれば、名城戦のように右ジャブでタイミングを取って、得意の左ストレートが飛んでくる。
また、粘り強い攻めでチャンスと見るや左右連打の畳み掛ける勢いも持ち合わせている。

【ウーゴ・カサレス/MEMO】
(生年月日)
1978年3月24日(32才)
(出身地)
メキシコ・シナロア州ロスモチス
(身長/リーチ)
163cm/165cm
(戦績)
41戦33勝(24KO)6敗2分
(タイプ)
左ボクサーファイター

…久高寛之選手の世界挑戦はこれで3度目となる。

最初の挑戦は、2008年7月30日に国立代々木第一体育館で当時のWBA世界フライ級王者、坂田健史(協栄)に挑んだが大差の判定負けで王座奪取ならず。

二度目の挑戦は2009年5月26日タイ国でのアウェー戦。
当時のWBA世界フライ級王者デンカオセーン・クラティンデーンジム(タイ)に挑んだ。

試合は熾烈な打ち合いで、前半はややデンカオセーンがリードしていたものの中盤から後半戦にかけて久高が猛攻を仕掛けると、デンカオセーンの極度のスタミナ切れで久高が後半戦にポイントを重ねた。

フルラウンドを終えて、あわやと思われた試合展開も採点では、(115−113)(112−115)(112−114)1−2での僅差判定負けに終わった。
試合はデンカオセーンのラビットパンチなどの反則もあって後半戦の攻めや見映えとしては久高選手の手が上がってもおかしくなかった試合であった。

その後、今年5月4日またもやタイ国に渡っての試合に挑んだ。
WBCインターナショナル・シルバー暫定王座決定戦(日本未公認)。
WBC世界フライ級1位で28勝(16KO)無敗のポノムルンレック・クラティンデーンジムとの二度目の対戦(最初の対戦は判定負け)。
それこそ、タイ国の期待される明日の星と目されるほどに躍進していたポノムルンレックとの対戦だった。

試合は案の定7回までポノムルンレックがポイントでリードしていた。

しかし、8回に入っても劣勢だった久高が、1分過ぎに狙い澄ました強烈な右ストレートが顔面にヒットしてポノムルンレックはダウン。
立ち上がったが足がふらつき、ダメージの大きさにレフェリーが試合を止めた。

久高選手が8回1分26秒のTKO勝ちでWBCインターシルバー暫定王座を獲得した。
この大金星で、沈みかけていたチャンスが一気に到来することとなった。

その後、久高はS・フライ級に階級を上げたが、フライ級のトップコンテンダーを撃破したことで認定されて、この階級でも8位に躍進。

当初、ポンサクレックに照準を絞っていたが、カサレスとの対戦変更にも不満はないだろう。このチャンスに久高選手は大金星を上げた勢いに乗って、3度目にして悲願の王座奪取なるか期待が掛かる。

【久高寛之/MEMO】
(生年月日)
1985年4月2日(25才)
(出身地)
大阪府大阪市大正区
(身長/リーチ)
164cm/162cm
(戦績)
28戦19勝(8KO)8敗1分
(タイプ)
右ボクサーファイター

☆カサレスの出入りの激しい動きに久高が呑まれると、厄介な展開になる可能性がある。
いかに、その動きを久高が止められるか崩せるかが鍵になりそうだ。

【BoXRec Yotube参照】

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2010年12月 9日 (木)

《圧勝防衛!四ケ所麻美選手》12月8日/後楽園HL [No.196]

《圧勝防衛!四ケ所麻美選手》12月8日/後楽園HL [No.1]
《圧勝防衛!四ケ所麻美選手》12月8日/後楽園HL [No.1]
《圧勝防衛!四ケ所麻美選手》12月8日/後楽園HL [No.1]
◆OPBF東洋太平洋女子フライ級タイトルマッチ10回戦◆

王者
四ケ所麻美(F・赤羽)
=VS=
同級6位
張有珍(韓国)

…序盤から四ケ所が左ジャブから右ストレートを繰り出して、動きで張を寄せ付けない。

中盤から益々四ケ所がワンツーで張にプレッシャーを掛ける。

8回オープンスコアで3人のジャッジが四ケ所選手にフルマークをつける採点。

9回に入って四ケ所が左右連打で攻めると張は防戦一方で手が出ず、レフェリーが試合を止めた。

四ケ所選手が9回43秒のTKO勝ちで2度目の防衛に成功した。

次戦は、来春指名試合になる模様でOPBF東洋太平洋同級1位の真道ゴー選手(クラトキ)との対戦が予定されている。

【セミファイナル】

◆日本Lフライ級ノンタイトル8回戦◆

<日本ミニマム級3位>
久田恭裕(横浜さくら)
=VS=
<前OPBF/L・フライ級王者>
<現WBC世界L・フライ級10位>
家住勝彦(レイスポーツ)

〜 家住選手はOPBF東洋太平洋L・フライ級王座を陥落してから6カ月ぶりの再起試合。

…試合が開始されると家住の動きとパンチの繰り出しがあまり良くないように見える。

一方、久田は時折タイミングのいいワンツーで家住を攻める。

4回あたりからようやく本来の家住の左右ブローの攻めが出て来たが、それでも物足りないようだ。
しかし、手数では家住が上回っている。

試合はお互いこれと言った見せ場のないまま最終ラウンドを終えたが、手数と要所々での攻めはやや家住が上回っていた。

採点結果
77−76…久田
76−78…家住
74−79…家住
辛くも2−1で家住選手が勝利を収めた。

家住選手は、来春、日本Lフライ級王者の井岡一翔(井岡)との対戦が持ち上がってはいるが、正式には決定していない。その理由は井岡選手が世界挑戦への交渉中で日本タイトルを返上するかどうかでの動向次第とのことらしい。

【各選手の戦績】
四ケ所麻美
6戦5勝(3KO)1敗

張有珍
6戦3勝3敗

家住勝彦
40戦29勝(19KO)8敗3分

久田恭裕
22戦9勝(4KO)11敗2分

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2010年11月27日 (土)

《WBC世界フェザー級王座決定戦》11月26日/愛知・日本ガイシホール [No.195]

《WBC世界フェザー級王座決定戦》11月26日/愛知・日本ガイシホール [No.195]
《WBC世界フェザー級王座決定戦》11月26日/愛知・日本ガイシホール [No.195]
《WBC世界フェザー級王座決定戦》11月26日/愛知・日本ガイシホール [No.195]
《WBC世界フェザー級王座決定戦》11月26日/愛知・日本ガイシホール [No.195]
(元WBC世界バンタム級王者/10度防衛)
(現WBC世界フェザー級2位)
長谷川穂積(真正=29)
=VS=(同級1位)
ファン・カルロス・ブルゴス(メキシコ=22)−−−−−−−−−−−−−−−
◆…初回、お互い様子見の気配だが長谷川の右フックヒット。
ブルゴスもワンツーを繰り出す。

◆2回ブルゴスがワンツーを出すと長谷川が左ストレートをヒット。

◆3回この回お互い足を止めて打ち合い。
ブルゴスが右アッパーカットを繰り出すと長谷川はワンツーで攻める。
◆4回ブルゴスの空振り多く、長谷川が左ストレート有効打。

☆4回までのオープンスコア
39-37
39-37
40-37
3-0で長谷川リード。
◆5回長谷川の左ボディーヒット。
ブルゴスも左右で応戦。

◆6回長谷川の左ボディー有効打。
ブルゴスも右フックを狙うが空振り多し。

◆7回ブルゴスの左アッパーカットから左右連打で長谷川が一瞬ぐらつき劣勢。

◆8回お互い接近戦で頭がぶつかり長谷川が右まぶたカット。
しかし、長谷川は怯まず打ち合う。
☆オープンスコア
77-74
78-73
78-73
3-0で長谷川リード。
◆9回長谷川がフットワークでプレッシャーを掛け始めて、左ストレート左右連打を繰り出す。

◆10回長谷川がラウンド序盤に気を抜いたかブルゴスの左アッパーを貰う。
もう、後がないブルゴスが捨て身のプレッシャーを掛けるが長谷川も終盤左ストレートで応戦。

◆11回ブルゴスはポイントで負けている。
左右のボディーブロー、アッパーカットで長谷川を攻めるが、長谷川も打ち合いに怯まず左右で応戦する。
◆12回ブルゴスは捨て身の左右アッパーカットで長谷川を攻める。
しかし、長谷川は、左右を出して、一歩も引かず、怯まず打ち合いに応じて最終ラウンドを終えた。

☆採点結果
117-110
117-110
116-111
3-0で長谷川選手の判定勝ちで2階級制覇に成功した。

…因みに、1階級飛び越えて、2階級上での世界制覇は日本人初の快挙。

母親の死を乗り越えて、リングに上がった長谷川はなんとしても勝ちたい。
どんな形にせよ勝たなければならなかった。
稀にみる壮絶な打ち合いで、右目まぶたをカットして鮮血が流れ、腫れ上がっていた。
それでも打ち合いを避けず、一歩も引かない。
もう、満身創痍の姿だった。

これで、試合の度に心配しながら見守っていた、母の墓前に勝利の報告が出来る。

【ブルゴスのコメント】
「長谷川があれだけ速く動くとは思わなかった」
「途中から右目は完全に見えていなかった」
「素晴らしい偉大なボクサーと戦えて誇りに思う。」

【両選手の戦績】
長谷川穂積
32戦29勝(12KO)3敗

ファン・カルロス・ブルゴス
26戦25勝(18KO)1敗

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《WBC世界S・フェザー級タイトルマッチ》11月26日/愛知・日本ガイシホール [No.194]

《WBC世界S・フェザー級タイトルマッチ》11月26日/愛知・日本ガイシホール [No.194]
《WBC世界S・フェザー級タイトルマッチ》11月26日/愛知・日本ガイシホール [No.194]
《WBC世界S・フェザー級タイトルマッチ》11月26日/愛知・日本ガイシホール [No.194]
《WBC世界S・フェザー級タイトルマッチ》11月26日/愛知・日本ガイシホール [No.194]
王者
ビタリ・タイベルト(ドイツ=28)
=VS=
同級2位
粟生隆寛(帝拳=26)

…初回からお互い打ち合いで始まった。

3回に粟生が左ストレートでタイベルトからダウンを奪う。
しかし、立ち上がるとタイベルトも負けじと左右で応戦。

4回タイベルトはダウンの影響はなく王者の意地で打ち合う。
オープンスコアは38-37、39-36、39-35の3-0で粟生のリード。

6回にタイベルトが粟生の有効打によるヒッティングで左眉をカット。

8回まで完全にタイベルトの動きを掌握。
タイベルトの傷悪化でチェック。試合ストップも懸念されたが試合は続行された。

オープンスコアは78-74、77-74、78-72で3-0の粟生リード。

9回〜10回まで、粟生のワンツーからボディーブローの攻めでの有効打。

11回〜12回と捨て身のタイベルトの攻撃も、粟生は怯まず打ち合いに出て試合は終了した。

試合結果
116-110
117-112
115-112
粟生が王者タイベルトに3-0での判定勝ち。
2階級制覇に成功した。タイベルトは2度目の防衛に失敗。

…粟生は、今までダウンした経験のないタイベルトからダウンを奪ったことで相当な自信になっただろう。
タイベルトはアマチュア時代にアテネ五輪での銅メダリスト。
アマチュア150戦、プロ21戦でのダウンは一度も経験していない。
粟生はKO勝ちこそ逃したが、もっと打ち込みの強弱を鍛錬すれば、この階級でも倒す力は十分にあることを証明した。

初防衛には、もっと進化した粟生選手に期待したいものだ。

【両選手戦績】

ビタリ・タイベルト
22戦20勝(6KO)2敗

粟生隆寛
23戦20勝(9KO)2敗1分

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2010年11月24日 (水)

《OPBF東洋太平洋女子フライ級タイトルマッチ10回戦/四ケ所麻美選手の2度目防衛戦!》12月8日/後楽園HL [No.193]

《OPBF東洋太平洋女子フライ級タイトルマッチ10回戦/四ケ所麻美選手の2度目防衛戦!》12月8日/後楽園HL
◆王者/四ケ所麻美(F・赤羽)=VS=同級6位/張有珍(韓国)
【メインイベント】
…四ケ所選手の初防衛戦では、マルネージェ・ベラーノ選手(比)の善戦もあって、苦戦しての判定勝ちだった。
初防衛戦はタイトルを獲得するより遥かに難しいとされる難関を苦戦しながらも突破したことによって、少しはプレッシャーから解放されただろう。

四ケ所選手は強打の左右コンビネーションブローの連打が持ち味。インファイトには自信を持つている。
噛み合えば、畳み掛けて倒す場面も見られるかも知れない。
今回、2度目防衛に挑んで来る張選手は、オーソドックスでボクサーファイタータイプの選手。最近のOPBFランキングで急上昇して来た新鋭だが、戦歴詳細が不明で不気味な存在だ。急に上がって来た選手ほど気をつけなければならない。
四ケ所選手はWBC世界フライ級3位まで上がって来て、世界挑戦も見えて来た。ここで、取りこぼしてはいられない。しっかり勝って、世界を見据えたいところだ。期待したい。

◆日本ミニマム級3位/久田恭裕(横浜さくら)=VS=WBC世界Lフライ級10位/家住勝彦(レイS)
【セミファイナル】
…家住選手は、3度目防衛戦の今年6月14日に日本L・フライ級王者・宮崎亮選手(井岡)の挑戦を受けて、不覚の8回TKO負けを喫してOPBF東洋太平洋L・フライ級王座を陥落した。
それ以来の6カ月振りの再起試合である。
本日の対戦相手の久田選手は、本来ミニマム級が主戦階級だったが一階級上げての戦いになる。
家住選手が世界ランカー(WBCライトフライ級10位)と云うことで、久田選手には願ってもないチャンスである。

〜家住選手の得意な強打左右ブローで畳み掛けて再起を飾るのか、それとも久田選手が攻略して世界入りとなるのか、必見の試合である。

◆横枕敬治(F・赤羽)=VS=田畑光輝(花形)

両選手ともにノーランカーだが、お互い今一歩のところで留まっている。
横枕選手は8勝の内(6KO)と倒し屋。
この強打者に田畑選手がどう立ち向かうかが見ものだが、勝った方がランカーとの対戦に近づいて行く。期待したい。

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2010年11月16日 (火)

《完璧勝利!マニー・パッキャオ(フィリピン)》11月14日/米国テキサス州アーリントン・カウボーイスタジアム [No.192]

《完璧勝利!マニー・パッキャオ(フィリピン)》11月14日/米国テキサス州アーリントン・カウボーイスタジアム
《完璧勝利!マニー・パッキャオ(フィリピン)》11月14日/米国テキサス州アーリントン・カウボーイスタジアム
《完璧勝利!マニー・パッキャオ(フィリピン)》11月14日/米国テキサス州アーリントン・カウボーイスタジアム
《完璧勝利!マニー・パッキャオ(フィリピン)》11月14日/米国テキサス州アーリントン・カウボーイスタジアム
《完璧勝利!マニー・パッキャオ(フィリピン)》11月14日/米国テキサス州アーリントン・カウボーイスタジアム
《WBC世界S・ウェルター級王座決定戦》

前WBOウェルター級王者
マニー・パッキャオ(フィリピン=Age31)
=VS=
WBC世界S・ウェルター級1位
アントニオ・マルガリート(メキシコ=Age32)

☆この決定戦は前王者セルヒオ・マルチネス(アルゼンチン)のタイトル返上によってWBCから認定された試合。

〜「パウンド・フォー・パウンド」の称号を欲しいままにする、ボクシング界の人気看板パッキャオと「ティファナの竜巻」の異名でメキシカン人気ボクサー、マルガリート登場に、会場の米国テキサス州アーリントン、カウボーイ・スタジアムに6万人以上もの大観衆が詰め掛けた。

…試合が開始されるとパッキャオが右ジャブから左ストレートで仕掛ける。
マルガリートはガードを固めて時折左ジャブで応戦。
しかし、序盤は手数でパッキャオが圧倒。

4回パッキャオのワンツー、左ボディーで攻勢。
マルガリートも左アッパーカットで応戦するが、右目が腫れてふさがり気味。

6回マルガリートの左右ボディー攻撃でパッキャオがあわやの防戦一方で劣勢気味。

7回からパッキャオが左右に動き回り劣勢を払拭して、マルガリートを上下に打ちわけて攻める。

8回〜9回打ち合いも手数でパッキャオが圧倒。

10回パッキャオがワンツー連打でマルガリートが棒立ち。
マルガリートの右目の腫れがひどくチェックを受ける。

11回パッキャオの左右連打で防戦一方のマルガリート。
パッキャオがレフェリーに何かを促している。
2度目の目のチェックを受けて試合続行。
もう、いつ試合をストップされてもおかしくない状態でパッキャオの攻撃に耐えるマルガリート。

12回パッキャオの攻撃は、マルガリートのダメージを気にするそぶりの余裕でフルラウンドを終えた。

採点結果は
120−108
118−110
119−109
パッキャオの3−0での大差判定勝ち。

〜この試合で注目されたのは両者の体格差。
〈パッキャオ〉
身長169cm/リーチ170cm/体重65、59kg

〈マルガリート〉
身長180cm/リーチ183cm/体重68、04kg

前日計量でパッキャオとマルガリートの体重差は2、45kgだったが、僅か一日で7kgも体重差があったとされる。
身長で(11cm)差、リーチで(13cm)差で、両者が計量後に並んで登場すると、その体格差は歴然である。単純に二、三階級差で試合をするようなものだった。

体格差をものともせず、一方的な勝利をものにしたパッキャオは正しく「パウンド・フォー・パウンド」の称号を得て、改めて世界最強のボクサーであることを歴史に刻んだ。
ファイトマネーはTVのPPV(ペーパービュー)の放映権を含めてパッキャオが約21億円でマルガリートが7億円と発表されての破格ファイトマネーだった。
そして、オスカー・デ・ラ・ホーヤが達成した6階級制覇にも並んだ。

残すは、こちらも世界のスーパースターであるフロイド・メイウェザー(米国)との対戦が実現するかどうかが最大の注目の的になる。

【両者戦績】

マニー・パッキャオ
57戦52勝(38KO)3敗2分

アントニオ・マルガリート
46戦38勝(27KO)7敗1無効試合


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